当社(本社:シンガポール、代表取締役社長;芝 和彦)は、遠隔ヘルスケアテック技術を持つZi.Care Technology Pte. Ltd.(ジーケアテクノロジー)(本社:インドネシア、CEO;Jessy Abdurrahman(ジェシー・アブドゥラマン)、以下「Zi.Care社」)の株式取得契約を同社と締結しましたので、お知らせいたします。

Zi.Care社は、病院や診療所における電子医療記録システム(以下、本システム)をインドネシアで提供しているスタートアップ企業です。インドネシアでは病院の記録やカルテの80%が紙媒体であることで、管理ミスや保険金支払いの遅延などの課題がありました。本システムでは包括的な医療記録の収集や管理、保険金支払いを実施することができ、現在、34都市90の病院が本システムを導入しています。また、2022年1月から、患者がオンラインで医師の診察を受けることができる遠隔医療サービスを開始しています。将来的には電子カルテをクラウドに移行し、AIやブロックチェーン技術を導入し高いセキュリティの下、自動診断を推進していきます。

当社のフィリピンマイクログリッド事業やカンボジア地方配電事業のお客さまも、地域の脆弱な医療体制や新型コロナウィルスの感染拡大などにより十分な医療サービスを受けることができない状況にあり、遠隔医療ソリューションの需要が高まっています。このような課題をZi.Care社の遠隔医療技術で解決するため、当社はこれまでの事業運営で培った政府や地域コミュニティとの繋がりやフィンテック技術などにより、遠隔医療体制を早期に拡大させ、東南アジアから世界の持続的な発展に貢献していきます。

当社は「世界を幸せにする」というビジョンの下、コミュニティの課題を解決するとともに、成長著しい東南アジアで得た新技術を日本へフィードバックすることで、日本のさらなる発展にも貢献していきます。


<参考>

・GGG社は、東京電力パワーグリッド株式会社と中部電力株式会社、 ICMG Partners Pte Ltdの3社でシンガポールに設立した合弁会社です。

・次世代インフラのマイクログリッド事業やFintechなどのニューテクノロジーを駆使すると共に変革リーダーを育成し、最新の技術を手に入れ、それを扱える人材も創出することで、世界に幸せをもたらす企業を目指します。

以上


<本件に関するお問い合わせ先>

Greenway Grid Global Pte. Ltd.
(担当:鯉(こい)江(え))

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